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演説合戦

米国とイランの大統領の国連総会での応酬は、反米主義ではない私ですが、正直言って面白いものでした。
ブッシュ大統領の
「イランの発展を妨げる最大の障害はイランの『支配者たち』だ」
との非難は、やはり内政干渉ではないかと思います。言い過ぎです。
アメリカこそ臨界前実験なる核実験を続けているし、ソ連と対峙するために、かつてアフガンでタリバンを支援していたではないか!
イランを自由主義国家にしたいのは、イランの石油を自由にしたいからなのはお見通しです。

「穏健派と改革派」か「テロリストと過激派」かの二者択一で選択を迫るブッシュ大統領って、世界を単純に二つに分ける思慮の浅い政治家と思われても仕方がないのでは?
唯一の原爆使用国である米国を批難したイランのアフマディネジャド大統領の方が米国の痛いところを突いてると思ったのは私だけでしょうか。

米国が日本に行った原爆投下と、各地への無差別爆撃・・・非人道的な大量虐殺を今一度思い起こさせるものでもありました。

核問題で対立するブッシュ米大統領とアフマディネジャド・イラン大統領が19日、国連総会で演説した。イラン制裁問題が焦点になる時期の演説だけに両大統領は相互不信を鮮明にした。

ブッシュ大統領は、イランの発展を妨げる最大の障害はイランの「支配者たち」だと非難、民主化の重要性を訴えた。イラン政府と国民を区別し、国民に米国の民主化政策への理解を求めた。
さらに、ブッシュ大統領は演説で中東民主化政策に絡み、世界は「穏健派と改革派」を支持するか、その未来を「テロリストと過激派」に譲り渡すかを選択しなければならないと訴えた。

一方、アフマディネジャド大統領は核開発を「平和目的」と強調した上で、米国などがイランに平和利用の権利を認めたくないために国連安保理を「脅迫と威圧」の道具として乱用していると非難した。
さらに、批判の矛先を核保有国に向け、
「いくつかの国は核技術を核爆弾製造など非平和的な目的に乱用した。ある国はさらにこれら
(原爆)を人類に対し使用した冷酷な歴史を持つ」
と指摘した。名指しこそしなかったが、広島と長崎に原爆を投下した米国に非難の焦点を当てたのは明白だ。(毎日新聞より抜粋)

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米国」カテゴリの記事

コメント

こんにちは!

こういう国と国との駆け引きが普通に行われている事実を
知ることは大切ですよね。

しかし、いろんなところに火種がありますね。。。

投稿: むろぴい | 2006年9月25日 (月) 12時54分

むろぴいさん、コメントありがとうございます。
アフマディネジャド大統領が
「いくつかの国は核技術を核爆弾製造など非平和的な目的に乱用した。ある国はさらにこれら(原爆)を人類に対し使用した冷酷な歴史を持つ」
と指摘しましたが、日本人には溜飲が下がる演説です。昔から、イラクの人々も日本が米国と仲良くやってるのが不思議だと言ってますよね。原爆を落とされて復讐に燃えないのかと。フセイン大統領も親日派でしたね。

投稿: ミーシャ | 2006年9月25日 (月) 14時45分

今晩は~
アメリカの自由とか平和はアメリカの利益になることばかり言う国なんですよね
それでもそんな国を頼っていないと生きられないのが日本・・・・
本当の意味での日本の独立?この先もいつになるかわからないです
日本の国連常任理事国入り・・・アメリカの本心は反対だと思います

投稿: 風太郎 | 2006年9月25日 (月) 19時34分

風太郎さん、コメントありがとうございます。
中国の脅威、台湾の危機、ロシアやインド、米国への中国の巧みな外交的接近を視野に入れて、日本のために何が最も重要かを考えますと、日米の絆をこれまで以上に大切にすることしかないと思います。
日本は資源が乏しい国ですし、貿易で大国になったわけですから、どの国とも上手くやって行かなくてはならないのですね。それには、米国の唱える正義に疑問は多いのですが日米関係が最も重要なんでしょうね。

投稿: ミーシャ | 2006年9月25日 (月) 23時18分

この所、アメリカへのバッシング、ベネズエラのチャベス大統領をはじめ集中していますね。
同盟国アメリカですが、ネオ派の戦略は、古い自民党みたいな感じもしますね。それと国も沢山増えましたし、ユーローの団結、ロシアも元気になりましたし、舵取りが難しい時期だと思います。

アメリカ離れも、時間が立てばアメリカに帰ってくるようになると
思います。そうなるようにアメリカに少し勉強してくださいと言う
メッセージでしょう。
高みの見物と行きましょう。
この間に、日本は金がかかりますが、大使館を増やさなければならないのでは・・・。
情報不測は否めません。
小さな国への支援は日本の経済力を考えれば簡単です。
跡でで大きな武器になりますので・・即、大使館を作るべきです。
安倍・麻生に期待しております。


投稿: kju96 | 2006年9月26日 (火) 16時54分

kju96さん、コメントありがとうございます。
ベネズエラのチャベス大統領の件も書こうと思っていました(笑)

大半の議員からは、「同盟国である日本の過去を問題視するのは望ましくない」とする意見が多く出されましたが、アメリカ下院国際関係委員会は、15日、日本の歴史問題を扱う公聴会を初めて開き、日本による過去の歴史わい曲や靖国神社参拝について議論しました。ハイド国際関係委員長は、「日本が国連安保理の常任理事国入りを果たそうとするならば、歴史に対する真の反省がなければならない」と強調しました。
民主党のレイン・エバンズ議員は、ワシントン韓人連合会、ワシントン挺身隊問題対策委員会等の韓国系、中国系ロビー団体との関係が強い議員です。
アメリカでは多くの企業および利益団体、そして各国政府は、自身の利益に沿った主張を広めるためにロビイストを雇っていますね。韓国・中国のロビー活動は侮れません。結果を得始めた中国・韓国の「草の根ロビー」に対抗策を講じるべきですよね。ブッシュ政権後のことも考慮して。

>即、大使館を作るべきです。
そうなんです! アフリカなど大使館の数では、日本は中国に圧倒的に負けてます。しかも、中国はアフリカに金銭的な援助をしてます。抜け目ない! アフリカは今、51ヶ国ぐらいですよね。
ソ連が崩壊して、ロシアなど15カ国になりました。麻生さんが今日の記者会見で言ったように世界情勢が変わってきてますね。外務大臣を再任された麻生さんに期待してます♪


投稿: ミーシャ | 2006年9月26日 (火) 23時16分

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