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広島平和文化センター理事長はアメリカ人!

広島の原爆資料館を運営する広島平和文化センターの理事長がスティーブン・リーパーというアメリカ人であることをご存知ですか? 旧社会党議員から広島市長になった広島市長(秋葉忠利氏)の依頼で、この4月23日に就任しました。ちなみに、前任者の斎藤忠臣氏は、朝日新聞記者として核廃絶への道筋を探る長期キャンペーンに取り組んできた人です。彼は、「めざすべきは、国益を守ることを通して『国民』を守るという安全保障の発想から脱却し、人々を貧困や飢餓などの脅威から守ることで紛争を防止し、平和な世界をつくる『人間の安全保障』の浸透です。」と語りました(「asahi.com 」より引用)。国益(国民の生命と財産)を守ることより、世界平和優先しようと訴えています。何と心地良い響きの理想的な志であろうか! 反日的な朝日新聞と同じではないか・・・。共産中国が核兵器を黙って手放すことなど有り得ないでしょうに。

さて、新任のリーパー理事長は 、5月30日、原爆資料館の展示内容を見直す検討委員会に、中国、韓国人らアジア出身の委員を起用する方針を 明らかにしました。中国新聞のインタビューに、「原爆投下を『日本の植民地支配から解放した』と肯定する考えが根強いアジアの声に触れながら議論を深め、多民族が共感、納得できる施設にしたい」と述べたのです。中国は世界で唯一、軍縮の流れに逆らって膨張を続ける軍事独裁国家です。その国で洗脳された中国人を委員にして、その声を聞いても意味のないことです。中国以外の国々が核兵器廃絶に向かうことには大賛成でしょう(苦笑) 共産圏でないのに和解出来ない不思議な国韓国も、手のつけようのない反日国家です。中国も韓国も「和解」が通じる国柄でしょうか? 原爆投下をした米国の人が理事長になり、中国や韓国の人が委員になることで、日本から世界に核廃絶を訴える効果が上がると考えたようですが、米国は世界一の軍事力を誇る核保有国であり、中国と韓国の政府は日本に同調するような意見を発したら大変な目に遭う国です。こういう特定の主張を持つ両国の人間だけで委員を固めることで、多民族が共感し納得できる筈がありません。各国の人を委員にして平和について考えるというなら、中韓にこだわってはいけない。台湾、インド、マレーシア、インドネシア、ミャンマーなど大東亜戦争に関わった国から一人ずつ選ぶのが良い。そうでなかったら、リーパー理事長の発言が、原爆投下はアジアの諸国民を『日本の植民地支配から解放した』から正しかったのだと言ってるように誤解されます。原爆を投下し、それを正当化するような国の輩がどうして原爆資料館の理事長なのかと不審を持たれることでしょう。銀行強盗に防犯協会の会長をさせるようなものだと言ってるサイトさえあります(笑)

「眠れないことなど全くなかった」「後悔に1分たりとも時間を費やすな」
「歴史における最も偉大な出来事だ。後悔の念は全くない。かけらほども」
 

原爆投下を決定したトルーマン米大統領の言葉です。戦後何回も尋ねられても、原爆投下について少しも後悔の念を見せませんでした。難しい決断だったかと聞かれ「とんでもない、こんな調子で決めた」と指をパチンと鳴らしたそうです。トルーマンは熟睡出来たかもしれませんが、人類は60年もの間、悪夢を強いられてきました。彼は、日本が軍事的に敗北し戦争終結を望んでいると知りながら原爆投下を命じました。実際には、非公式な場所では、良心の呵責に苦しめられていることを周囲の人や身内の人たちに洩らしていたようですが。アイゼンハワーやマッカーサーらを含む大勢が、道徳に反し軍事的に不要だったとして嘆きましたね。ジョン・F・ケネディ政権で国防長官だったマクナマラ氏は、「勝ったから許されるのか? 私もルメイも戦争犯罪を行ったんだ」と告白しています。また、米国で、「核を朝鮮戦争で使うかどうか」という議論があった時、アジアで三発目を使うのはどうか、国際世論が許さないのではないか、という議論になったそうですが、やはり日本が白人の国だったら原爆は落とさなかったであろうという想像がつきます。

私は、妹が広島に住んでいたことがありますので平和記念公園を何度も訪れたことがあります。原爆死没者慰霊碑の「過ちは繰り返しませぬから」という碑文は、日本の誤った戦争が原爆の悲劇をもたらしたという認識が、我が国民に強かったことを意味しています。同時に、史上最大級の戦争犯罪を犯した米国にも向けらた言葉だと理解してます。そして、全世界の皆さんにも読んでもらいたい言葉(知ってほしい真実)です。

資料館展示見直しに中韓の声
中国新聞 2007.5.31

原爆資料館(広島市中区)を運営する広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長は30日、館の展示内容を見直す検討委員会に、中国、韓国人らアジア出身の委員を起用する方針を明らかにした。リーパー理事長は中国新聞のインタビューに、「原爆投下を『日本の植民地支配から解放した』と肯定する考えが根強いアジアの声に触れながら議論を深め、多民族が共感、納得できる施設にしたい」と述べた。

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コメント

こんにちは
広島平和文化センターの理事長がスティーブン・リーパーというアメリカ人・・知りませんでした。
社会党(民社)出身の秋葉忠利ですよね。
GHQが左翼を容認した時代を思い出しました。
アメリカに取り込まれたのか・・と思いました。
奥方の出身地・長崎も核廃絶や反戦活動・・・長崎も広島も・・悲劇は解るのですが、時代錯誤感、グローバル性が著しく欠如しています。
あの戦争で、原爆は核廃絶の基点になっていると思います。しかし、東京だって日本の主要都市は全て焼け野原状態でした。
原爆=世界最大の戦争犯罪ということをアメリカが認めることで・・アメリカ人に取り込まれないように・・・原爆の容認、強いては慰安婦問題、南京問題など敗戦国の問題に摺り返られます。
こんなことも解らないのが市長になるのですから
日本人の認識は甘い。
ももじ饅頭どころではないけんの~・・広島諸君。


投稿: kju96 | 2007年6月30日 (土) 14時12分

防衛庁長官からして、オズオズした態度で、全く、モウ・・・情けない限りです。中国でも、韓国でも、戦争の展示館は、ロンドンのマダム・タッソーなんか顔負けの残酷場面を蝋人形で展示していますよ。悪いのは日本人だけ。おかしいじゃないですか、アヘン戦争以来、欧米列強やソ連のやった悪事、それ以上に自国の中の悪事・・・にはちっとも触れてない。あんな酷い展示館になりかねない???広島の原爆記念館の館長が日本人でないって、初めて知りました。

投稿: 山口ももり | 2007年7月 2日 (月) 05時54分

ミーシャさん、おはようございます。
しばらく、コメント出来ませんでしたが、投稿された記事は、全て拝読させて頂きました。
そして、何時もの詳しい記事には、驚いております。

従軍慰安婦と云う、酷く耳障り良くない言葉も、今の日本の一面しか見ない人が多い世相も反映している様にも思えます。
そこ迄の流れや経緯、時代の背景、を考慮せず、その事ノミで判断すると云った様な、一番楽な見解で判断している事が、先ず反論が少ない意味でも無難であり、一般的に受けも良いのが、その様な人達の本音でもあり、思慮深さに欠けた軽率な発言から考えましても事実でしょう。
日本国内でも、アメリカの原爆投下の判断を擁護する様な、国内防衛の最高権威を司る人から、信じられない発言もあるくらいですので、外国なら、無理も無い事ではあると思えますね。本当に情け無い事ですよ。
私も、アメリカの認識を大きく変えた大きな場所は、18歳の時に友人達と旅に出かけた時に立ち寄った広島の原爆資料館でした。
旅の後半で、浮かれた気分が吹っ飛んだ事を今でもハッキリ覚えています。
人類、国が人として絶対にしてはならない限度を遥かに超えた人類史上最悪の残虐行為であり、抹殺された多くの人々は、非戦闘員すなわち、敵国に脅威にもならない人達です。
NHK放映でのエノラゲイのパイロットで、今、あの原爆投下が正しかったか否かっを証言した人達がいました。
一人は、「人として、してはならない行為であり、投下は間違っていた」。確か二人は、「してはならない行為ではあったが、終結を早める為には、止む終えなかった」。残る一人は、「正しかった、終結を早めた事は事実であった」と答えていました。また、残りの生き残っておられる人は取材拒否との事。
ただ、彼等も直接の当事者として、今迄生きてこられて、悩み苦しまれた事は、全員のその表情や、重い口調からも窺える様で、「終結を早める為」の言葉は、彼等の唯一生きる為の戒めでもあるかの様にも聞こえ、インタビューを受けた人達あるいは、拒否された人も含め、ある意味での被害者であったのでしょう。
そして敗戦後、日本に入ったGHQからの撮影や医療行為と見える事等は、反省や、治療では無く、原爆投下の威力、人体への影響の調査であり、復興や後遺症で苦しんでいる人を助ける目的では無かった事は事実であり、如何に敵国とは申せ、モルモット以下の仕打ちであった事は決して忘れてはいけない事とも言えます。
原爆投下への真の理由は、戦争を早く終結すると、実しやかに言われている事では無く、戦後の世界覇権でのアメリカ優位を見据えた行為であると同時に見せしめでもあった事でもあり、人類には持て余す大量虐殺兵器であった事は、その恐ろしさを知り得た、どの核保有国もボタンを押す事もなく、実際、戦争での核兵器の使用は、以後無かった事でも分かる様に、戦後の歴史(核の均衡)が物語っている証拠ではないでしょうか。
また、ある意味、広島、長崎で被爆され、多くの尊い人命が失われた歴史の事実は、前記しました様に、その後の残念な意味での核抑止力に大きく貢献された事にもなり、私達日本人は勿論、世界の多くの人類に、曲りなりの平和を与え続けている事にもなっています。
以上の事からも、広島、長崎は国家に左右されない、近代の人類の聖地でなければならない所であると同時に、亡くなられた人々は、真の殉教者である事も、世界が注目し、そして認識すべきであり、戦勝国の戦争終結等に利用されない事が最も重要であると考えます。

投稿: SUKIPIO | 2007年7月 2日 (月) 06時23分

良い記事ですね。丹念に調べられていて、感心しながら拝読しました。
ぜひもっと多くのひとの目に触れて欲しいと思います。
そもそも戦争というものは、一般住民を巻き込まない方式のはずだったのです。
どこが戦地であれ、兵士対兵士の戦いでした。
(実際に戦地に出向いていた人さえ知らない「南京問題」って、
一体何なのでしょうね・笑)。
それを変えてしまったのが米国です。
激戦地だった「沖縄戦」が、その始めでした。
何故そこまでと考えるのは、皆さんも言われているのでやめますが、「ヒロシマ・長崎」は未来永劫忘れてはいけないことです。
あらゆる教育の機会をとらえて、前後関係から教える必要があると思っています。
慰安婦問題も、問題の矛先をすり替えていますね。
日本の政治家が、何故未だに論破出来ないのか、歯がゆくてなりません。
中・韓にとっては、日本が永遠にひれ伏して永遠にお金を注ぎ込むのが「友好の証」なのでしょうね。
米国までがそれに荷担してどうするのでしょう。

投稿: ねじっこ | 2007年7月 3日 (火) 08時56分

kju96さん、コメントありがとうございます。
安倍首相が辞任した久間章生防衛相の後任に小池百合子首相補佐官(安全保障担当)を充てましたね。初の女性初の防衛相。彼女は防衛省の守屋武昌事務次官とは旧知の仲だし、制服自衛官幹部との付き合いもあり、もともと省内の一部には待望論もあったそうです。小池百合子が全国を飛び回れば選挙にプラスになることでしょう。でも、安倍首相の支持率が50%を切ってしまいましたから厳しいですね。

>GHQが左翼を容認した時代・・・
このことが戦後の日本、特に教育界を赤化しました。そして次々と教え子たちが続きました。これは日本にとって大打撃ですね。

投稿: ミーシャ | 2007年7月 4日 (水) 00時19分

ももりさん、コメントありがとうございます。
ややこしいのですが、広島の原爆記念館の館長は日本人で、前田耕一郎氏です。アメリカ人というのは原爆資料館を運営する広島平和文化センターの理事長のことです。
小池百合子さんが防衛相になりましたね。彼女のような女性の方が堂々としていて良いかもしれませんね。彼女はアラビア語が話せるんですよね。期待しましょう^^

投稿: ミーシャ | 2007年7月 4日 (水) 00時39分

SUKIPIOさん、コメントありがとうございます。
SUKIPIOさんのサイトの記事や、あちらこちらでのコメントに、いつも驚いています・・・その博識に。参考にさせていただいてます。

>従軍慰安婦と云う、酷く耳障り良くない言葉も、今の日本の一面しか見ない人が多い世相も反映している様にも思えます。
私も嘆かわしく思います。米国下院の慰安婦決議に関して、「慰安婦決議―首相は深刻さを認識せよ」という社説を掲げて世間の失笑を買った朝日新聞や「慰安婦決議案 日米間のトゲにするな」という支離滅裂な社説で自己満足する東京新聞は、久間大臣と同じくらい呆れることを述べてることに気がつかないのですね。特に朝日の場合、自分で爆弾を仕掛けたくせに、他人事のように政府の批判をしてます。

原爆は、以前から米国の砂漠地方で実験をしていましたが、本当の実験(本番)が必要になり、人口や地形で選ばれたのが広島・八幡だった。米国は、東京下町の虐殺も、大いに実験していました。夜間や風上からと、計算もしています。おっしゃるように、戦闘員でない多くの人を、実験のために殺したという事実を忘れてはなりませんね。勝敗が明らかになった段階で、相手国の一般国民を多数殺すというのは、許されざることです。

投稿: ミーシャ | 2007年7月 4日 (水) 01時27分

ねじっこさん、コメントありがとうございます。
以前申し上げましたように、ねじっこさんに褒められると、学校の先生に褒められたような照れがあります。とても素直に嬉しくなったりして(苦笑)

>慰安婦問題も、問題の矛先をすり替えていますね。
安倍首相が訪米したとき、「20世紀は、どの国でも、人権が侵害された時代だった」と言いました。この言葉を聞いて、アメリカ人なら、60年代の公民権運動まで尾を引いた黒人奴隷制度の問題を思い起こしたはずです。また、そのほかの非人道的な数々の行いも。だから、従軍慰安婦を非難する下院決議というのは、日本軍が性奴隷制度を持っていたことにして道徳的に日本を貶めたいということだったのだと思います。彼らにとって真実かどうかは二の次です。後ろめたい気持ちがあるはずです。

>日本の政治家が、何故未だに論破出来ないのか、歯がゆくてなりません。
小泉・安倍路線で戦後政治体制がかなり変わりつつあると思ったのですが、この参院選を境に後退するようなことになったら残念ですね。このお二人のような政治家は自民党内にも少数派みたいですから。田原総一郎ではありませんが、国民の方が進んでる?(笑)

>米国までがそれに荷担してどうするのでしょう。
日本人は英語力と社交性が中国人よりなく、蒋介石の時代のように米国という舞台で負けているような気がします。米国での中国のロビー活動は活発です。アメリカ人は思いのほか中国人と仲が良いのですね。キッシンジャーを見ていると確信してしまいます。実際、アメリカ人は中国人に親近感を持つことが多いようです。現在の米大使館の公使の一人も、「アメリカ人は中国人に似ていてる」と自分で言っていたそうですよ。

投稿: ミーシャ | 2007年7月 4日 (水) 01時56分

そうでしたか。しっかり読まないといけません。館長は日本人で、「アメリカ人というのは原爆資料館を運営する広島平和文化センターの理事長のこと」戦争になったら、兵士と民衆を区別するなんて事が可能だったのは、第1次世界大戦より前の古典的な戦争の時代でしょう。自国に、外国人が攻め込んできたら、民衆はたちまちゲリラ化します。中国でも、ヴェトナムでも、イラクでも・・・この66才の私だって、敵を前にしたら、銃をブッパナすでしょうよ。武器が、人間の理性のコントロール能力を大きく上回ってしまったのが怖いですよ。バカみたいな、ケッタイな将軍の手が核のボタンに手を・・・??戦争に兵士と一般人の区別は、とっくにありません。

投稿: 山口ももり | 2007年7月 4日 (水) 06時00分

ももりさん、おはようございます。
広島平和文化センターの理事長にすることによって、核兵器廃絶のメッセージが世界に、より効果的に伝わる事を狙ったのでしょうか?

>自国に、外国人が攻め込んできたら・・・この66才の私だって、敵を前にしたら、銃をブッパナすでしょうよ。
左翼は無抵抗主義です。平和、平和と言っていれば平和になると思ってます。キリスト教会も九条の会をはじめとして左翼運動をしてますね。天皇制、有事法制、台湾・朝鮮半島などへの植民地政策、原子力発電、慰安婦問題、憲法・教育基本法改定、靖国神社参拝、死刑制度、に対して批判的な立場からの取り組みを行なうなど、社会的・政治的に踏み込んだ活動を行うことから、近年、政治運動的、左翼運動的であるという批判の声も。しかし、外国のキリスト教徒はどうでしょう? とても平和主義とは思えません。

投稿: ミーシャ | 2007年7月 5日 (木) 09時16分

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