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慰安婦決議と新聞の社説

米下院外交委員会で、慰安婦問題で日本の首相に公式謝罪を求める対日非難決議案が賛成多数で可決されましたが、決議案は「日米同盟がアジア太平洋地域に占める重要性」を盛り込むなどの修正が加えられ、民主党のマイク・ホンダ議員が提出した当初の決議案より表現がやや緩やかになっているそうです。

日本の新聞では、読売新聞産経新聞がこの決議案を不服とし、歴史問題で正しい事実を示し、誤解を解くことを主張しています。案の定、朝日新聞毎日新聞は事実関係をもって争うことを放棄しています。朝日新聞は、「日本の民主主義は大丈夫なのか。」と書いてますが、これは中共に向かって言って下さい(苦笑) 従軍慰安婦問題は、そもそも朝日新聞が先頭に立って取り上げた問題ですが、今では社説においても従軍慰安婦という言葉から「従軍」という言葉を使わなくなっていますね。朝日新聞か根拠にした吉田清治氏の本が捏造である事が分かったからですが、アメリカの下院決議ではいまだに吉田氏の本が根拠になっているようです。朝日新聞も捏造の共犯なのです。

朝日新聞こそ、米国の新聞に謝罪広告を載せるべきです! 

毎日新聞は、「3月末に解散したアジア女性基金では、償い金を届けたり歴代首相がおわびの手紙を送るなどの活動を行ってきた。」と、安倍外交を批判・・・謝罪と賠償を永久に続けろと!?

最近、外務省が米国で実施した対日世論調査でも、日本を「信頼できる」と答えた一般人が74%と過去最高を記録したそうですが、一方、米下院外交委員会では、慰安婦問題をナチス・ドイツが行ったホロコースト(ユダヤ人大虐殺)と同列に論じる非難の声も上がったといわれます。南京事件などをめぐり、これまでも米国の州議会などでしばしば繰り返されてきた誤解ですね。慰安婦問題だけでなく、南京事件や靖国問題など、今後も謝罪要求が繰り返されるであろう歴史問題のことを考えますと、誤解を解いておいた方が懸命かもしれません。米議会で採択される数多くの決議の一つにすぎず、法的な拘束力もない。従って、重く受け止める必要はない、という指摘もありますが、誤った「歴史」を独り歩きさせると、いつしか日本は世界中で最も酷い国というレッテルを貼られかねません。

慰安婦決議 米議会の「誤解」の根元を絶て
2007.6.28 読売新聞社説

いわゆる従軍慰安婦をめぐる対日決議案が米下院外交委員会で採択された。全くの事実誤認に基づく決議である。
 日本政府は、将来に禍根を残さないよう、米側の誤解をときほぐし、当面、本会議での採択阻止に努めなければならない。
 決議案は日本政府に対し、「日本の軍隊が若い女性を強制的に性的奴隷化」したことへの歴史的責任を認め、謝罪せよと言う。「慰安婦制度は20世紀最大の人身売買事案の一つ」と表現している。
 事実をきちんと確かめることもせず、低水準のレトリックに終始した決議案だ。米議会人の見識を疑わせる。
 安倍首相は4月、米大統領や議会首脳らとの会談で、元慰安婦への「心からの同情」と「申し訳ない思い」を表明した。「20世紀は人権侵害の多い世紀で、日本も無関係でなかった」とも述べた。
 だが、こうした首相の発言も、決議案の採択見送りにつながらなかった。
 米議会で採択される数多くの決議の一つにすぎない。法的な拘束力もない。従って、重く受け止める必要はない、という指摘もある。
 これは間違っている。反論することを控えれば、この誤った「歴史」を独り歩きさせるだけだろう。
 戦前、親やブローカーの手で、自らの意思に反して、慰安婦にさせられた女性は多数いた。しかし、これと、日本軍による、いわゆる「強制連行」とは、明らかに意味が違う。
 「軍や官憲による強制連行」を直接示す資料は、これまでの調査で何も見つかっていない。政府は、今年3月の答弁書でも、この点を明確にしている。
 一体、対日決議案は、何を論拠にしているのか。大きな拠(よ)り所とされているのが、1993年に出された河野官房長官談話だ。そこには「官憲等が直接加担した」などと、「強制連行」があったと誤って受け止められる記述がある。
 当時、慰安婦問題での韓国側の圧力をかわすために考えられた政治的文言が、その後、誤解を広げた根元にある。
 安倍首相は、「河野談話」を継承すると言う。外交的配慮からだろうが、その立場をとる限り、「強制連行」という誤解は消えない。談話に誤りがあるなら、見直しを躊躇(ちゅうちょ)するべきではない。

 麻生外相は3月、決議案をめぐる動きについて、「日米を離間させる工作」と指摘した。背後で、中国・韓国系の反日団体などが影響力をふるっている。
 このままでは、謝罪要求が繰り返されることになりかねない。筋道を立てて歴史の事実を明らかにしていくべきだ。

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コメント

こんにちは
1971年アメリカ旅行した時も黒人と白人の差別的な所にビックリしました。日本人も見下されていた事をおもいだしました。そうした中で日本の企業戦死はアメリカで
頑張ってきたように思います。
アメリカ人の好む頑張りとかサクセスストーリー・・そのものがアメリカになくなってきているのが、大きな要因の一つと他国民社会で、スペイン系などアメリカ社会の構図が変わったことも、中国やロシアのロビー活動を
取り締まれない現状にあるのだと思います。
アメリカそのものが壊れかけているのです。
民主党が政権を取ると日本に対して違った問題が降りかかってくる可能性がありますので・・これも考えもの。
今のアメリカと友好関係を強化することが日本にとって
大切なことか・・・・国内で研究しないといけないと
思います。アメリカを刺激しなくてはいけないのが日本です。拉致問題も最後は日本が絡まないと北朝鮮の援助
をできる国は日本しかないと言うことは5カ国ともわかっているので強気に行ってほしいですね。
総連の売却問題も日本の山崎拓など裏でうごいたようですが、北朝鮮で儲けようと思っているのか、解らない政治家です。
日本の報道とアメリカの報道が歩調をあわせることが大事です。真のジャーナリストが望まれます。
アメリカは強国ですが、ジャーナリスト一人で世の中が
変わることもあります。
楽天もTBSなんてちゃちなことを言わずアメリカのメディアを買収してほしいですが・・・。

投稿: kju96 | 2007年6月29日 (金) 16時33分

アメリカの民主主義っていうのも、実は衆愚政治に陥る危険が一杯です。アメリカの裁判って、黒人の若い女性が泣くと、もう絶対勝てないって聞いています。余りにも無知、あまりにも単純な正義感・・・原爆を落とした事も正義です。アメリカだって信じられない・・・では、何を信じる???難しい問題です。説得力のあるディヴェイト能力が、日本には決定的に欠けています。英語力が無いって言うのは、もう、根本的に政治家としての資質に欠けます。だからぁ・・アイツもコイツもダメ!!!中国は、遠くない未来、世界中から、その不実を指弾されるでしょう。日本の武器「馬鹿みたいな誠実」を切々とうったえられる人材がいるのでしょうか。チャーチルなんか、その、説得力で、第2次世界大戦をイギリスの勝利に導いたんですから・・・・

投稿: 山口ももり | 2007年6月29日 (金) 19時23分

kju96さん、こちらにもコメントありがとうございます。
日本の企業戦士も、日系アメリカ人も、ここで表現できないほどの苦労をしてきたと思います。それは地道な努力の積み重ねですね。それに比べて華僑はすごい力を持っていますが、なりふり構わずといった具合です。
>民主党が政権を取ると日本に対して違った問題が降りかかってくる可能性がありますので・・これも考えもの。
小沢民主党は社民党と一緒になったのでしょうかね(苦笑) 欧州のように、ハッキリと社民と名乗った方がスッキリします。欧州は堂々としてます。自民党内のまだまだ居座っている抵抗勢力、何もしないでほしい! 媚中外交、媚コリアン外交をしたかったら、社民党へ移ってほしいですね。

投稿: ミーシャ | 2007年6月30日 (土) 12時06分

ももりさん、コメントありがとうございます。
日本のロビー活動は、英語力と社交術に長けた人々を養成しないと中国に負けます。蒋介石の昔からそうですね。たまたま冷戦と経済力でここまで何とか日米は仲良くやって来れましたが、これからは米中に負けてしまうかもしれません。慰安婦決議はその兆候と見ることも出来ます。安穏としている場合ではないのでしょうね。米中ももろい面をかかえてますので、戦略次第では勝てます。日本の政治家や官僚には、目先のことばかりにかまけてないで、ビジョンを持って外交を重視した舵取りをしてほしいです。

投稿: ミーシャ | 2007年6月30日 (土) 12時13分

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