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波乱要因

民主党出身の江田五月参院議長は30日、日本記者クラブで記者会見し、野党が過半数を占めた参院選結果を「戦後レジームからの脱却」を掲げる安倍首相を牽制しました。江田氏は下記の言葉に見られるように、相当浮かれています。

「参院は戦後レジームの象徴。戦後いろんな改革があり、新憲法下でスタートした」
「脱却を何としてもくいとめねばならない」

と指摘し、平和主義など憲法の理念を強調しましたが、一方、矛先は身内の小沢代表にも及び、小沢氏の国会運営について「政権担当能力はあるか、民主党はまだお試し期間だ」と注文。「物わかりがよくなれと言ってるわけではないが、数にものを言わせて議長の意向をねじ伏せることにはならないと思う」 と。枝氏は、参院選で民意が戦後レジームからの脱却が否定されたのだと宣伝し、刷り込もうとしてくるのだろうと思います。本気で自らの主張が国民に支持された結果だと思っているようです。これこそKY(空気が読めない)症候群! 朝日新聞でさえ、下記のような指摘を載せました。

中立を重んじる議長は政治的な発言を極力控えるのが通例だ。江田氏は「議長の立場を離れて言うが」などと前置きはしたが、こうした奔放な発言は、激しい攻防が予想される臨時国会の波乱要因のひとつになりそうだ。

また、自民党の二階俊博総務会長が1日から4日まで中国を訪問。自らが会長を務める二階派の国会議員が同行する予定。二階氏の経歴は下記の通りです(「博士の独り言」より抜粋)。

自民党公認で昭和58年(1983年)に旧和歌山2区から立候補し、第37回衆議院議員総選挙で2位当選。自民党議員として国会議員生活をスタート。

自民党→新生党→新進党→自由党→保守党→保守新党→自民党

●二階氏は、和歌山県田辺市の新庄総合公園に、江沢民が自筆で書いた「登高望遠睦隣友好」との揮毫石碑の建立を計画。併せて「日中国交正常化30周年記念碑」の建立を計画。その石碑を新東京国際空港をはじめ、全国に建立する画策に奔走しましたが実現不可。
●東シナ海の日中中間線における「ガス田開発問題」に関する国会議論の中でも、一貫として「中国」側の弁護にまわり、「日本の対応にこそ問題がある」との有名な発言とともに、「中国」の採掘権を事実上認める姿勢。
●「公的年金122億円」を投入して設けた「グリーンピア南紀」を、跡地利用の名目で、「中国」のペーパーカンパニー『香港BOAO(ボアオ)」』に紹介。その仲介役が、この二階氏であることが指摘されています。 契約内容によれば、賃料は10年間で1億6000万円と低額。さらに10年後の2015年に無償で業者へ譲渡されるという異例の契約内容。

中国の江沢民は、公開された江沢民文選により、日本に対して「歴史問題を始終強調し、永遠に話していかなくてはならない」(1998年8月)と発言。当時の中共の外国駐在大使をはじめ外交当局者を集めた会議でこの指示を出した反日指導者。

また、二階氏が経済産業相を務めた約1年間の間に、重職にありながら、日本国民、その他の国々のことはさて置き、訪中も含め、この唐家セン氏(国務委員)とは10度以上にわたって会見している。この唐家セン氏の肩書きは表看板であって、その実体は、中共(中国共産党)の対日諜報活動の責任者。すなわち、工作活動の大親分であり、温家宝氏はそのまた元締め役に等しい。

 もって、二階氏によって、日本の内閣の情報は中共に筒抜けであり、また、中共の謀略を日本に持ち込む。それが二階氏の「仕事」である。二階氏がとって来た政治行動は、盗賊に合鍵を差し出すに等しい。

民主党には、中共政府にずいぶん親しみを持った議員が多いですね。最近、文春誌(9月6日号)で不倫が暴露された姫井由美子氏も、中国建国五十一周年慶祝岡山県祝賀会に出席していたそうです。中共政府の建国五十一周年を、なぜ岡山県で県が慶祝しなければならないのか分かりませんが・・・。

また、民主党代表代行になった参議院会長の輿石東氏は日教組のボス的存在で、教員を自分の選挙運動に使ってることなんて、どの程度知られているのでしょう? こう言う人物自体、波乱の要因です。

二大政党という交代劇は、常に他国の利権に左右されない国家においてこそ成立させられるものであり、野党に異常な媚中派が存在する日本に政権の交替は非常に危険であると思わざるを得ません。まして、衆参両院の議長がそろって戦後レジームからの脱却を声高に否定しています。中国、韓国、北朝鮮にはひたすら土下座外交を続けて際限なく援助し、拉致被害者を真剣に取り戻そうとせず、官僚は国民の税金で私腹を肥やし、官公労はサボタージュに走り権利だけを主張する・・・これが戦後レジームです。これを温存しようとして多くの国民は民主党に票を入れたのでしょうか? 自民党内にも、なさけない議員がいますが。マスコミも、安倍首相の言葉(戦後レジームなど)は分かりにくいと言うだけで、視聴者に説明してやろうという気は全くありません。戦後レジームのイメージを「戦前回帰」と思わせた野党とマスコミの作戦に首相は負けました。今でもGHQの検閲が生きているのではないかと錯覚するほど中国や韓国に肩入れしたり、愛国心を目の敵にしたり、靖国神社は戦犯が祀られているとか神道の施設だと言って拒絶反応をあらわにするマスコミ・・・自主規制という形でGHQの検閲の中身が残っているのですね。まさに洗脳! 今の国会構成では、せっかく成立させてきた改正教育基本法、国民投票法、公務員制度改革法、社会保険庁解体法など無になるのでしょうかね。

軍事力を持たない日本は国際社会の中で限られた発言権しか持てず、それでも何とか経済力で頑張ってここまでやってきましたが、冷戦後徐々に微妙に変わりつつある世界情勢・・・何が必要になってきているのでしょうか。そんななか、テロ特措法に反対する小沢民主党によって自衛隊はインド洋から撤退する可能性が高くなりました。8月31日の「朝まで生テレビ」でも討論されていましたが、テロ対策特措法に基づく海上自衛隊の活動はアフガニスタンでの対テロ作戦の支援に限定されているのに、海上自衛隊の補給艦が、イラク戦争に参戦している米国空母キティーホーク機動部隊に給油を行っていたことが明らかになりました。日本がこの対テロ支援をやめた場合、国際社会はどのような反応を示すのでしょうか。そして、日本の国民はどのような反応を示すのでしょうか。現在、世論調査では、テロ特措法に反対の人の方が多いようですね。

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コメント

小澤という人物が信用できません。「日本にはこういう意見があるんだ」と世界に言っておいて、追いつめられたら、きっと辞める。そんなシナリオなんだろうと思います。「国連、国連」って奉っていますが、国連の中心はかっての日本の敵国のグループです。それに、海部さんの時、彼が使った税金はほとんど、世界から無視されたことはしっかり記憶しているはず。十分にその間の事情を知りながら、平然と芝居する・・・そこが、たまらなく不潔です。

投稿: 山口ももり | 2007年9月 2日 (日) 09時57分

ももりさん、コメントありがとうございます。
小沢氏は国連主義、安保理が合意したものでしか動けないと言うことですね。おっしゃるように安保理に中国・ロシアがいることが理解できていないようで、常任理事国の1国が拒否権を発動すれば、身動きの出来ない組織でしかないことが分からないのでしょうか? 国連は加盟国同士の駆け引きの場で、幻想を抱く場ではないですね。今世紀最大の人権危機と言われるダフールに国連は本格的に手を出せないでいます。中国が国連の介入に反対しています。また、小沢氏は改めて「国際貢献部隊」を作るなど現実離れの考えのようですが、現行憲法で他国での軍事展開が出来ない丸腰の自衛隊とどこが違うんでしょう? そして、 国連の名の下でなら自衛隊をアフガンに出しても良い、と小沢氏が言いました。これは、民主党政権であればアフガンに陸上自衛隊を出すということです。危険過ぎますね。

選挙前に安倍首相が、「小沢さんを選ぶか、私を選ぶか」と言ったと、何回も報道され辞任を求められましたが、選挙なんですから、そのくらい言いますよね。まるで鬼の首を取ったように繰り返してました(笑) それほど目的のためなら手段を選ばないでマスコミは安倍下ろしをやりましたが、小沢氏によって外交で取り返しのつかないことになったら、どんな報道をするのでしょう。二大政党でも米国は、対テロ政策では共和党も民主党も一致してます。それが二大政党の基本ですが、日本の場合、180度違う対外政策を行ってしまう可能性が高く、国内事情でコロコロ変わる国ということで国際社会から信用されず、日本は今後6年間、世界の嘲笑の的にされるだけです。極端な例では、自民党が与党になると米国追随、民主党が与党になると中国追随みたいな。それでは米国からも中国からも相手にされなくなるでしょう。そんな国は二流国ですね。

投稿: ミーシャ | 2007年9月 2日 (日) 22時55分

瀬島龍三氏亡くなられましたね。「沈まぬ太陽」だったでしょうか。金丸や田中角栄、岸、佐藤など、はっきりそれとわかるように描かれていた政界の悪党たち。小澤もきっとそこにいたと思います。山崎豊子も井上靖の新聞社時代の部下でしたね。彼女は「大地の子と私」という文庫の中で、「もう、一つだけ書きたいものがある」と書いていました。それが、世に出るのを待っているのですが・・・小澤とか、金丸とか・・・政界のドロドロを十分描き出せる作家ですね。山崎豊子氏には、ちょっとスケールが小さすぎるか???

投稿: 山口ももり | 2007年9月 4日 (火) 08時51分

ももりさん、こんにちは。
瀬島龍三さん死去のニュース、速報で見ました!
「沈まぬ太陽」、、「週刊新潮」に連載中、日本航空は機内での雑誌販売のサービスの際、「週刊新潮」販売を取りやめていたそうですね。政界内部のドロドロ、知りたいですね~(苦笑)
山崎豊子原作の「不毛地帯」で、そのモデルと言われた主人公を読みました。テレビ出演したものはyou tubeで見ました。なかなか見応えのある番組で、こういう動画がネットで見られて嬉しかったです。昭和の歴史のかなり中枢に近いところで生きてきた人ですので、大変興味がありますね。略歴を見るだけでも、まさに戦中戦後と、日本最高のエリート街道を驀進してきました。エリートの功罪と歴史に対する指導者の責任を問う声があります。臨調(総理府臨時行政調査会)のなかで実権を振るったり、高度経済成長期の企業参謀、そして中曽根前首相の懐刀といった経歴・・・すごい人ですね。現在の日本にどういう影響を与えているのでしょうか? 改めて、瀬島龍三さんのことをもっと知りたくなりました。 

投稿: ミーシャ | 2007年9月 4日 (火) 13時08分

こんばんわ
瀬島龍三・・この人は太平洋戦争に参画した参謀でした。太平洋戦争のことは何も言わないで逝ってしまいましたね。それが残念です。

投稿: kju96 | 2007年9月 4日 (火) 23時41分

kju96さん、コメントありがとうございます。
もっともっと語ってほしかったですね。瀬島龍三さん、大東亜戦争は自存自衛の戦争だったというのが持論でした。報道ステーションで鳥越氏が「瀬島さんはあの戦争が何だっかを語らずに死んだ」と言っていましたが、「幾山河」などでも結構語っていると思います。日本人に生まれた感激を知らない左翼の人たちには、分からないでしょう(苦笑) 

投稿: ミーシャ | 2007年9月 6日 (木) 02時15分

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