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「沖縄11万人抗議」のウソ

最近の民意はマスコミ誘導するので怖い! 思想を抑えて事実の客観報道をしてほしいものです。沖縄の集団自決問題は、韓国や中国の教科書への干渉と、重なるものがあります。沖縄では反戦や平和的発想を否定する意見は受け入れられない土壌があり、それを県内外の左翼団体に上手く利用されたと言う沖縄自身の声もあります。

安倍前首相が辞任したとたん、高校日本史教科書検定をめぐる沖縄集団自決問題が出て来ました。保守系議員の発言権が非常に弱くなってきているのでしょう。歴史的な認識については本来、政治家は謙虚であるべきなのですが、どうも左派系の人々は、政治家もマスコミもプロ市民も声を大にして日常的に活動するんですね。もちろん暗躍もする。 しかし、こういった歴史問題を時の政府が安易な対応をとると、河野談話がそうであるように、諸外国に言質をとられ批判され続けますから、国益を考えて慎重に進めてもらいたいと思います。政権が変わるたびに歴史問題を決着されたりしたら、選挙の度に有権者は困ってしまいます。選挙の時に、そこまで考えて票を投じることになります。歴史的な事実をめぐる問題というより、政治的な運動と化していること自体、嘆かわしいことです。

風説をもって旧軍人を非難し続ける朝日新聞やNHKなどマスメディア、あるいは著書『沖縄ノート』で元軍人を糾弾した作家の大江健三郎氏など、一方の意見のみを軸とした発信ばかり。大阪で座間味の守備隊長だった梅澤裕少佐(当時)が、名誉毀損で裁判をしています。次回は11月9日、大江健三郎氏が出廷するそうです。渡嘉敷島の「集団自決」に関しては、曽野綾子さんが当事者への徹底的なインタヴューを行い、真相を掘り起こし、昭和48年に「ある神話の背景」という本を書いています。赤松元大尉が自決命令を出したと証言した人は、一人もいなかったそうです。教科書の修正はむしろ遅かったのではないかと思います。

朝日新聞は、1面で「沖縄11万人抗議」と大見出しをとり、「県民大会に11万人が参加した」と報じましたが、11万人は主催者発表の数字で産経新聞(2007.10.3)によりますと、こうなります。
関係者によると、参加者は最大で4万3000人だそうです。沖縄の警察は、主催者の反発を恐れてか真実を発表できないのです。江藤淳先生が生前、指摘された『閉ざされた言語空間』がなお存在するようです。」
「会場の面積は約2万5000平方メートル、つまり160メートル四方に過ぎません。当日の航空写真を見ると空きスペースもあり、どう数えれば11万人にもなるのでしょう。」

またまた朝日新聞は虚偽の報道をしました。何だか、こんなデタラメな数字をでっち上げるなんて中国みたいですね。中国の機関紙と言われても仕方がない。安倍政権から福田政権に代わって、政治の風向きも右から左へと変わってきました。歴史の真相は歴史家の研究に任せて、政争の具にしてはならず、まして、朝日新聞が派手なキャンペーンを展開するものではありません。 戦時中の朝日新聞が行ったことを、今もなお朝日はそのままやっています。変わってないのですね。

民主党・小沢党首は、「これはもう当然、軍が戦時下でもあるし、戦闘のまさに戦争の最中なので、軍が管理し、指導し、あらゆる戦争の作業を行っていたはずなので、これがまったく関与していないということはあり得ないことだと思っている。」と、「軍の関与」と微妙に論点をずらしています。民主党を牛耳る左派勢力に沖縄独立とかそそのかされているのでしょうか。本土対沖縄の対立しかねない問題でもあるわけですからね。琉球王朝は長い間、朝貢した歴史があります。日本より中国の方が良いのでしょうか? 民主党のかかげる「一国二制度」がちらついてます。

もはや教科書問題ではなく、格差問題になっているとも言われてます。沖縄という地方の感情論になっているのでしょうか? 沖縄の琉球新報、沖縄タイムスなどが「島ぐるみ史実を守る」などと主張していましたが、史実とはいったい何なのでしょうか。沖縄メディアの言論封殺のすさまじさもすごいらしい。小林よしのり氏は、「沖縄に渦巻く『とてつもない』同調圧力の情熱には打ち勝てない」と。大勢の人が「あいつは犯人だ」と言ったら、犯人になってしまうのでしょうか? 日本の左翼が煽って中韓米を動かせば、従軍慰安婦も南京事件もあったことになるのでしょうか? 中韓は、自国に都合の良い歴史だけを載せ、捏造して教科書に載せていますからね。米国も原爆投下に関しては正当化してます。国益のためには、どの国も譲りません。土下座外交をし続けているのは日本だけでしょう。外交とは本来、しなやかに、したたかにするものなのですが。福田内閣の党4役は全員親中派ですから、どうなることやら。

また、沖縄は戦後GHQに本土と同じような、全て日本軍が悪かったという徹底的な洗脳を受けてます。日本軍を悪魔にするのは簡単です。米国も中国も韓国も、慰安婦問題から南京事件、原爆投下などに至るまで、日本軍を徹底的に貶め批判。結果、日本のために命をかけて戦った軍人たちを、外国人だけでなく平和主義者と称する日本人らが寄って集って糾弾する戦後レジーム。史実は二の次でした。沖縄の自決には、米国による占領政策が大いに影響していると思います。

中国や韓国が執拗に批判する歴史教科書が、学習指導要領から大きく逸脱してはいないことが重要です。どのような歴史認識を教科書に盛り込もうとも、それは著者や出版社の自由です。中国や韓国のように政府が強要や命令するものではありません。検定後の教科書も日本軍の関与は否定していないのですから。「軍が命令した」などと書いたら逆に問題です。日本は、中国や韓国ではないのですから、歴史を捏造してまで教科書に載せることは出来ません。

照屋昇雄さんの「渡嘉敷島の集団自決は遺族達に戦傷病者戦没者遺族等援護法を適用するために軍による命令という事にし、自分達で書類を作った。当時軍命令とする住民は一人も居なかった」との証言は、どうなったのでしょう? 両方の証言を一緒に載せますか?

ところで、シベリア抑留と言われる拉致問題と、北朝鮮の拉致問題、ともに左派の人々は相手国がロシアと北朝鮮ということで多くを語りませんね。声を大にして批判しません。核の問題も然り。中国とロシアには核を廃棄せよとは言わない。核実験も非難しません。二枚舌、ダブルスタンダードです。

拉致と言えば、北朝鮮だけでなく韓国も日本に不法入国して拉致をしていたんですね。しかも国家的な組織ぐるみで。金大中事件です。金大中前大統領が野党指導者だった1973年に東京都内のホテルから拉致された「金大中事件」を韓国中央情報部(KCIA)の組織的犯行と認めたことを受け、今日にも日本政府に事実上の謝罪の意を表明することを明らかにしました。産経新聞は「韓国の公権力による日本での不法行為」は日本にとっては「国家主権の侵害」になり、これは当時から残された課題として議論になってきた点と報じてます。盧武鉉政権としては国として責任を負う立場から日本に対し「謝罪」や「遺憾」など頭を下げざるを得ないという、皮肉な事態になったわけです。日本政府は当時、朴正煕政権を追い詰め弱体化させるのはまずいという政治判断から、真相解明や韓国政府に対する責任追及はあいまいにしたまま外交的決着を図りました。冷戦を背景に、ソ連や中国、北朝鮮など“共産主義の脅威”を最前線で防いでいる韓国の安定と安全および日本の安全保障などを考慮した結果だったのですが、現韓国政府がその政治的決着のことで日本を非難しました。だからといって日本に対する韓国の主権侵害は消えません。日本は、戦後ずっと韓国からの非難に対して大人の態度をとってきましたが、韓国はその都度、日本の国旗や日本の総理大臣の写真まで燃やして抗議してきました。謝罪や賠償を要求しながら、米国やヨーロッパに行って喧伝しながら日本非難を繰り返してきました。決して友好国ではない、北朝鮮と似たような反日国家である韓国に、大人の態度で接して来ました。福田首相が靖国問題で口にした「お友達の嫌がることはしない」というような態度で。韓国も、過去の責任をとるということが、いかに大変なことであるか今一度考えてもらいたい。
 

渡嘉敷島の集団自決
産経デジタルのニュース・ブログポータルサイト イザ 2006/08/28

沖縄戦開始直後の昭和20年3月28日、渡嘉敷島に上陸した米軍から逃げた多数の住民が、島北部の山中の谷間で手榴弾のほか、鎌、鍬などを使い自決した。武器や刃物を持っていない者は、縄で首を絞め、肉親を殺害した後に自分も命を絶つ者が出るなど悲惨を極めた。渡嘉敷村によると、現在までに判明している集団自決の死者は315人。

沖縄集団自決問題 目立つ論理のすり替え
産経新聞 2007.10.4

高校日本史教科書の沖縄戦における集団自決について、「日本軍に強いられた」と書いた教科書に検定意見がつき、修正された問題では、与野党議員の発言に事実関係誤認やすり替えが目立つ。「集団自決は軍が全く関与していないことはありえない」(民主党の小沢一郎代表)などの批判が代表例だが、そもそも検定後の教科書も日本軍の関与は否定していない。

 また、検定制度は、学習指導要領に沿ってさえいれば、出版社(執筆者)が自身の考えを盛り込めるものであり、政治の介入はなじまない。

 昭和20年の沖縄戦での渡嘉敷、座間味両島などでの集団自決に対しては、戦後長く守備隊長の命令だったとされ、作家の大江健三郎氏が著書「沖縄ノート」で軍命令だったと断じていた。

 だが、作家の曾野綾子氏が渡嘉敷島で取材した「ある神話の背景」などによると、むしろ守備隊長は自決を制止していた。また、遺族年金受給のために関係者が「軍命令だった」と偽っていたことも明らかになった。大江氏に対しては、元隊長や遺族らが名誉棄損で訴訟も起こしている。

 こうした経緯を踏まえ文部科学省は今年3月、集団自決を強制とする記述について「軍が命令したかどうかは明らかといえない」との検定意見をつけた。その結果、「日本軍が配った手榴(しゆりゆう)弾で集団自害と殺しあいをさせ」との表記が「日本軍が配った手榴弾で集団自害と殺しあいがおこった」などと修正された。軍の関与自体はそのまま残されている。

政府は2日の閣議で「検定決定後の記述については、集団自決について旧日本軍の関与が一切なかったとする記述はない」との答弁書を決定している。先月29日の検定意見撤回を求める沖縄県民大会に対し、議員側が過剰反応している部分もありそうだ。

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コメント

若者一人ひとりは「国を護るため、銃後の家族、日本人を護るため」と思って、戦争に参加したはず。何時の間にか国体護持の為に日本人を殺すようになった。日本人を殺して護る国体ってなに???どうして???その点こそは究明されるべきです。

投稿: 山口ももり | 2007年11月 7日 (水) 19時35分

知識人、ジャーナリストらによって、「マスコミの誤報を正す会」が結成され、11月8日、衆議院第二議員会館にて11名の委員(発起人)が出席し、記者会見が行われました。先般の沖縄「11万人集会」の嘘を徹底して暴き、実際は「たかだか2万人もいなかった」ことを実証したそうです。また、この会見には問題のNHK、朝日新聞、読売、毎日、共同、ジャパンタイムズ、テレビ朝日など、ほぼ全社出席。しかし、
各社は意図的に伝えず黙殺するかもしれませんね。産経、フジテレビ、東京、UPI通信など各社も取材に来ていたそうです。マスコミは事実を報道するのが仕事であって、虚偽や捏造、心象操作をするなら、弁護士の三堀清氏が言うように、赤福と変わりありません。「皆様のNHK」とか言っているNHKは、独島という韓国名も合わせて放送し、竹島を「日本と韓国が互いに領有権を主張している」とまで言うのです。とても日本の放送局とは思えません。日本放送協会の看板が泣いてます。政府からの拉致問題を重点的に扱うようにとの要請も編集権を盾に拒否し、日本国民から毎年約6000億円もの受信料を集めながら、日本を貶める報道を繰り返しています。沢山の子会社・関連会社を含むNHKは分割民営化された方が良いのではないでしょうか。

中国はすでに、沖縄が自国領であると宣言してます。
これで外国人参政権を許したら、現在人口134万人の沖縄は中国60万人と朝鮮半島50万人の移住者で県議会が、あっという間に乗っ取られることでしょう。その勢いで沖縄は独立宣言し、中国に援助を申し出れば、中国は沖縄という属国を合法的に手に入れることが出来ます。このシナリオに乗っているのが、民主党ですね。自民党内にも同調者がいます(福田首相以下、党4役、河野・山崎・加藤・・・)。自民党もトップが媚中派ですから心配です。中国寄り、朝鮮寄りの発言を続ける議員は、そういう関係から献金などを受けているとしか思えません。信用出来ません。

>日本人を殺して護る国体ってなに???
今の時代の感覚では語り尽くせない時代の趨勢というものがあったと思います。必死だったのですね。アジア諸国が次から次へと白人諸国に侵略され植民地になっていったんですからね。一国平和主義なんて言ってられませんね。


投稿: ミーシャ | 2007年11月11日 (日) 02時46分

一つお聞きしたい!!あなたは沖縄のことどれだけ知っているんですか??沖縄のじいちゃんやばあちゃんに会ってお話になったんですか??うちのおじいは天皇陛下のことを敬ってますし,国旗も祝日になると毎回たてています。いわば日本のことを誰よりも愛しています。そんなおじいまでもが今回の件は日本の恥だとして許せないっていって抗議集会に参加しました。あなたは,沖縄にいた軍隊がどんなことをしていたかちゃんと沖縄に来て見ましたか?抗議集会に行った私のおじいに対してあなたたちみたいなアメリカ追従売国奴に反日だと言われたくありません!!もう一つ伺いたいのですがあなたは江戸以降の日本が本当の“日本”だと思ってらっしゃいますか??私は日本だと思えません。中国と外国に売られた日本だと思います。

投稿: 沖縄の人 | 2007年12月 3日 (月) 22時21分

沖縄の人さん、コメントありがとうございます。
歴史のことは私に限らず、当時を生きた人々でない者にとって、資料や証言から知ることしか出来ませんが、当時本土も沖縄も区別無く心は等しく「日本人」だったと思っています。が、朝日新聞に代表されるようなサヨクのイデオロギーに翻弄されることに憤りを感じています。今回の「11万人」のように新聞が偽造や心象操作をすることは、沖縄の人々をも冒涜する行為だと思います。サヨクによって感情的に「本土」対「沖縄」という図が描かれ、本土と沖縄が分断されることがないようにと願ってます。思えば、70年頃の沖縄返還運動の頃は社会党・共産党・各種労働組合は、反安保・反返還の一大運動を日本国内で繰り広げ、沖縄の人々の真意を汲み取ることにはならなかったと感じています。
アメリカ追従を売国奴というのはどうでしょう? 江戸以降の日本が本当の“日本”か・・・日本は白人諸国の植民地主義に屈せず、頑張ってきたと思います。一党独裁の中共に蹂躙されているチベットのようにならなくてすんだのは、先人たちの努力と苦肉の策をとり続けた結果で、たとえ米国の属国と言われようと中国の支配下に置かれるよりマシではないでしょうか。日本のように核も持たず軍事的に独立国家ではない国に何ができるでしょう? かといって、米中ソのように軍事大国にはなりたくないですね。日本がそんな国になったら東アジアのイスラエルになってしまいそう。「中国と外国に売られた日本」とおっしゃいますが、確かに経済大国日本の得たお金は、米国と中国が使うと両国の政治家などが豪語してます。現に今までも両国が使いました。中国など日本のお金で核を持ったも同然。その核兵器を日本に向けています。それでも、日本は戦後60年以上平和外交をしてきました。そしてここまで繁栄してきました。外交戦略がないと言われ、自主独立出来ない日本ではありますが、北朝鮮や中国をはじめとする核保有国のようなわけにはいきません。北方領土や竹島や尖閣諸島など解決できない問題が山積するのもそのためです。だからといって、米中ソのようになるのも嫌ですね。日本が消滅しないように、これからも苦肉の策をとり続けながら生き抜くしかないのでしょう。

投稿: ミーシャ | 2007年12月 8日 (土) 14時23分

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