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参院選の勝利に耐えられなかった民主党

民主党の小沢代表が本日4日夕方、党本部で緊急記者会見を開き、代表を辞任する意向を表明しました。昨日の福田首相との党首会談によって「政治的混乱が生じたことのけじめをつける」と代表辞任の理由を述べました。

小沢氏は大連立をしたかったのですね。衆院選では勝てる自信がなかったし、民主党に政権を担う力量がなかったと感じていたようです。また、米国の支持が得られない政権は長続きしない。小沢氏もそこを懸念して大連立の話に乗りかけたとも思われます。そして、小沢氏のISAFでの武力行使発言や憲法改正問題など、自民党から出た人たちなら賛同できても、旧社会党出身の議員たちは理念が先行して難しい。いずれは、小沢氏と袂を分かつことは目に見えていたわけです。憲法改正に反対する左派が障害になることは分かっていたはずで、いつ左派を切るかを注目してました。

小沢氏はマスコミ批判もしてますね。11月3日と4日の報道は朝日新聞・日本経済新聞以外は誹謗中傷とキレてます。が、誹謗中傷どころか名誉毀損とも言える安倍内閣への報道を考えると、この無念さがやっと少しは分かったのでは?(苦笑)

民主党は参院選の勝利に耐えられなかったんですね。小泉元首相の言う通りになりました。これで民主党分裂→政界再編という動きになっていくのでしょうか。ただ、小沢氏と福田氏が手を取り合って大連立ならぬ小連立(小沢新党と自民党の連立政権)なんてことになると、外国人参政権やら人権用語法案やら通そうとする動きが活発になりそうで嫌な雰囲気ですが。

小沢代表会見の主な発言1 「不信任受けたに等しい」
11月4日(日)  朝日新聞

 民主党・小沢代表の辞意表明会見での主な発言は以下の通り。 民主党代表としてけじめをつけるに当たって私の考えを述べたい。総理から要請のあった連立政権を巡り、混乱があったことに対してけじめをつけ、民主党の代表を辞するため、辞職願を提出し、党に私の進退を預けた。 福田総理は、安全保障に関する重大な政策転換を決断された。自衛隊の海外派遣は国連安保理、総会の決議で認められた活動に参加することに限る。特定の国の軍事作戦は支援しない。新テロ特措法案にはできれば賛成してほしいが、連立が成立するなら法案成立にこだわらないと言われた。これまでの我が国の無原則な安全保障政策を根本から転換することから、私個人は、それだけでも政策協議をするに値すると判断した。 民主党は、年金改革、子育て支援、農業再生などの法案を参院に提出しているが、衆院では自民が依然、圧倒的多数を占めている。これらの法案をすぐ成立させることはできない。ここで政策協議をすれば、国民との約束を果たすことが可能になる。 民主党は、次の衆院選を考えた時、様々な面で力量が不足している。自民党もだめだが、民主党も政権担当能力があるのか、国民から疑問を提起されており、次の選挙も情勢はたいへん厳しい。国民のみなさんの疑念を一掃させるためにも、政策協議をし、生活第一の政策が採り入れられるなら、民主党政権を実現させる近道であると判断した。 以上のような理由から、党の役員会で福田総理の考えを説明し、政策協議を始めるべきではないかと提案したが、残念ながら認められなかった。それは、私が民主党代表として選んだ役員から不信任を受けたに等しい。民主党代表として、また、福田総理に対しても、けじめをつける必要があると判断した。

小沢代表会見の主な発言2 「離党など思っていない」
11月4日(日)  朝日新聞
 民主党本部で4日行われた記者会見での質疑応答の主なやりとりは以下の通り。 ――離党や辞職などはどうか。また今後の政治活動は。 離党しようなどとは思っていない。今後についてはゆっくり考える ――大連立はどのようなイメージなのか。また次の衆院選で民主党が単独過半数の場合、連立はどうするか。 連立というのは皆さんご承知の他には解釈はないでしょう。通常のイメージに他はない。 我々はほぼ民主党として第一党を参議院で維持している。衆参両方で過半数があれば連立はないでしょう。自民党も過半数割れしたから連立といったのでしょうから。 ――辞意を決意した時点は。また代表を辞するのは選挙にとってマイナスではないか。 辞職願を出そうと考えたのは昨日。今朝、使いの者に幹事長に届けさせた。一議員となっても選挙は全力で投球することに変わりはありません

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コメント

でも、はっきり自分の口から、「民主党には政権担当能力は無い」とはっきり言い切ったことだけは評価しましょう。ホント、誰も、代わりにやれる人間がいないなんて、信じられない無能力です。前原さん、ここで立つべきだったのにネ。残念です。

投稿: 山口ももり | 2007年11月 7日 (水) 19時30分

あんまりTVも見ないんですけど、読売新聞の??が裏で大連立を仕掛けたとか???なんか、奥歯に物が挟まったようなコメントを各TVのコメンテーター達がいろんなところで言っています。そんな事はありうるのでしょうか。マスコミが政治を動かすなんて・・・・許せません。

投稿: 山口ももり | 2007年11月 9日 (金) 09時50分

ももりさん、コメントありがとうございます。
今回の自民と民主の大連立を裏で取り持ってきたとされるナベツネこと読売新聞グループの渡辺恒雄会長が率いるメディア、本当でしょうね。報道ステーションでも批判してました。テレ朝に批判する資格はないと思うのですが(笑) ナベツネさんと日テレの氏家齊一郎さんとグルです。福田康夫の総理・総裁擁立に動いたのもこのコンビだったそうです。思えば、安倍政権を倒すのに躍起になっていたのもナベツネさんでした。彼はかつて日本共産党の東大学生細胞キャップであり、その時の同志が氏家であったそうです。なんだかな~ 思えば、最近はナベツネさん、いやに中国贔屓な発言が多かったのです。米国に言われて中国を褒めまくってました。米国も相変わらず曲者! 当分は讀賣、中国寄りな記事を書きまくると思います。しかも、ナベツネさん自身がいまだに記事を書いてます! ローッキード事件で唯一ジャーナリストでは容疑者リストに名前が上がった人でした。逮捕はされませんでしたが。胡散臭い人物ですね。
民主党は小沢さんが20名弱の子分を引き連れて出て行かれるのを恐れ、躍起になって引きとめました。が、いずれは憲法問題や、国連決議があればISAFでの武力行使可能云々で民主党は割れることでしょう。その前に、政界再編ではないかと。小沢さんの騒動は、そういう意味では功の部分もあったかな~ 衆議院選挙では民主は勝てませんからね。

投稿: ミーシャ | 2007年11月11日 (日) 02時37分

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