« 日本映画「南京の真実」 | トップページ | 朝貢外交 »

悩ましい近隣諸国

ロシアのサンクトペテルブルクに建設中だったトヨタ自動車の現地工場が、21日オープンし、プーチン大統領らが工場を訪れ工場起工式に出席しました。 トヨタ自動車の幹部や森元総理やサンクトペテルブルクの市長なども出席。 トヨタは、現地の自社工場で、中型セダン「カムリ」の生産を始めました。プーチン大統領は一昨年の工場起工式への出席に続き、この日は記念式典後に工場を視察。プーチン大統領が外国資本の工場に2回も足を運ぶのは極めて異例のようで、国を挙げてトヨタの進出を歓迎する姿勢を示しました。以前から日本車には思いいれが強く、熱心です。トヨタにとって、石油高に支えられて景気拡大が続くロシアは有望な市場。今回生産を開始したロシア工場の建設費は約50億ルーブル(約220億円)。敷地面積は約220万平方メートル。今後も日産やスズキをはじめとした日本の自動車メーカーがロシアに進出する予定だそうです。

ロシアと言えば懸案の北方領土問題が横たわっていますが、プーチン大統領は対日交渉をゼロに戻す気はない。あくまで2島返還に交渉の余地があると言い続けています。森元総理もサンデープロジェクトで2島返還を目指して努力するとか言ってます。拉致問題同様、全島返還や全員帰国というと解決の目途が立たないため、妥協せざるを得ないということでしょうか。一部返還で手を打つことで進展があったとする案。福田首相も肯定しそうですね。ロシアが天然資源を背景に強国になりつつある今、日本にばかり有利な交渉は望めそうにありません。むしろ、ロシアと仲良くやって資源を確保し、中国を牽制した方が良いのでしょうか? 中露は今も関係改善されてませんからね。

日本で小渕、森、小泉、安倍、福田と5人の首相が次々と交替していった過程で、プーチンは大統領代行時代も含めてトップの座に就き続けていました。今後も長きに渡ってその座に居座ることと思います。そんな独裁者で報道の自由を規制しているプーチン大統領と互角に外交を行える政治家が日本にいるでしょうか? ロシアは帝国であり、強大な権力者が国を統治するという文化は変わらないのですね。大統領または首相にしろ皇帝にしろ書記長にしろ、名称がどうであれ。

そして、韓国の次期大統領に李明博氏が決まりました。選挙中、李明博氏は何と驚くことなかれ、北朝鮮の国民の生活を改善するための財源について、日本から北朝鮮への経済協力金などで賄う考えを明らかにしました! 北朝鮮が核を放棄すれば、国民一人あたりの年間所得を3000ドルまで向上させると公約し、この財源について、李候補は14日夜、SBSテレビの番組で「国際機構と日本が協力して400億ドルを出します」と述べ、日本と北朝鮮が国交を正常化した際に支払われる経済協力金を、主な財源として描いていることを明らかにしました。 ずいぶん勝手に決め込んでいるものです。日韓基本条約で北の分も韓国が受け取ったということなど忘れているのでしょうか? 福田首相は電話で彼と会談した模様ですが、まさか約束などしてないでしょうね。友好ムードに騙されませんように。韓国が自国の教科書を全面改訂し(捏造の歴史教育・反日教育をやめ)、竹島の領有権を国際司法裁判所の場で話し合うようになれば信用できるのですが、これでは次期大統領にも期待できませんね。

アジア重視・親中派と言われる福田首相には、河野談話のように後世に禍根を残さないよう慎重に外交交渉をしていただきたいものです。

|

« 日本映画「南京の真実」 | トップページ | 朝貢外交 »

コリア」カテゴリの記事

ロシア」カテゴリの記事

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

こんばんわ
2ヶ月近くたまった新聞を開いています。
ヨーロッパがあまりにものんびりしていたので・・
少し時間がかかるようです。
でもロシアとユーロのせめぎあいは大変なものを感じます。日本も出遅れないようにロシアともユーロとも調子良く付き合うことが大切だと思います。
日本の次なる産業・技術を販売しましょう。
デジタル、ウォシュレゥトなんてまだまだ伸びそうでした。韓国も韓国の総選挙後でしょうね。
日本も総選挙・・それにしても福田さん自民党も
人気取りがへたくそですね。
国内外に向けてもっとパフォーマンスしないと・・。
でもでもユーロは厳しい・・・日本は大丈夫。

投稿: kju96 | 2007年12月24日 (月) 01時54分

kju96さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
久しぶりに日本の新聞、いかがですか? 相変わらず日本の新聞やテレビは、沖縄戦の集団自決をめぐる高校日本史教科書検定問題や慰安婦問題に見られるように、左派勢力に牛耳られていて、また、それに安易に迎合して機嫌をとろうとする政治家や役所が多く存在しています。チェックするためにいろいろな新聞を読んでいますが、どこの国の新聞かと思うようなことを書いているものが多いですね。
中国と米国は共倒れするかもしれませんね。一方、日本は内閣府が26日発表した「2006年度国民経済計算確報」によりますと、2006年の国民1人あたり名目国内総生産(GDP)が、経済協力開発機構(OECD)加盟国(30カ国)中18位となりました。前年の15位より下がり、比較可能な1980年以降最低となりました。
サンデープロジェクトに森元総理が出演していましたが、ロシアのプーチンとも親密さをアピール。日本は落ち目の米国を見限って中国やロシアと手を組むのでしょうか? 日本は今まで外交と防衛を米国に頼って丸投げしてきましたから、これからが大変ですね。

投稿: ミーシャ | 2007年12月29日 (土) 22時00分

この記事へのコメントは終了しました。

« 日本映画「南京の真実」 | トップページ | 朝貢外交 »